🏆 ソニアホール「ありがとう俳句コンテスト」結果発表

🌟 応募総数1,408句!特別選考委員・仮屋先生の講評とともに発表

皆様、この度はソニアホール「ありがとう俳句コンテスト」に、全国各地から心温まる作品をご応募いただき、誠にありがとうございました。

皆様の感謝の気持ちが込められた俳句は、一般の部・こどもの部あわせて1,408句に上り、スタッフ一同、その熱意に改めて深く感謝申し上げます。

特別選考委員である**仮屋 賢一 先生(俳句雑誌「奎」代表)**による厳正な審査の結果、この中から特賞1句、大賞3句、子供部門大賞3作品の計7作品が決定いたしました。

選ばれた作品と、先生からの心に響く講評を合わせてご紹介します。


【特別選考委員】

仮屋 賢一 先生(俳句雑誌「奎」代表/かーりー先生)

👑 特賞(一般の部:1名)

応募総数1,408句の頂点に輝いた、最も感動的な一句です。

アンパンマンの絵本くたくた晩夏光

佐藤香珠   様         長浜市 62歳

仮屋賢一先生の講評(特賞)

仮屋賢一先生

たくさん読んでくたくたになるくらい、大好きな絵本だったのでしょう。もしかしたら、かつては親に読み聞かせをしてもらって、その絵本が引き継がれて今度は自分の子どもへ……と受け継がれているのかもしれません。アンパンマンや絵本への感謝、絵本を買ってくれた人への感謝、読み聞かせてくれた人への感謝、一緒に読んでくれた子どもたちへの感謝……この俳句を読む人それぞれの心の中に、いろんな感謝の気持ちが沸き起こってくるようです。そんな気持ちや思い出を、夏の終わりの生き生きとした光が、輝かしく彩りながら優しく包み込みます。


✨ 大賞(一般の部:3作品)

感謝の気持ちを豊かな表現力で詠み上げた、素晴らしい3作品です。

夫へ礼言えず藤の実ぶら下がる

辻基倫子 様 甲府市 52歳

仮屋賢一先生の講評(大賞)

仮屋賢一先生

「夫」と書いて「つま」と読みます。いつもありがとう、連れてきてくれてありがとう……さまざまな感謝があるのでしょうが、なかなか照れくさくて言えない。そんな様子を、優しく見つめながらも少しくすぐってくるような藤の実。礼が言えずにもじもじする様子が、微笑ましく見えてきます。もしかしたら、旦那さんの方も同じようなことを思いながらも切り出せていないのかもしれません。素敵なご夫婦の姿が浮かび上がります。

手提げいま空の軽さの冬日和

鹿野田善頌 様 宮城県大崎市 15歳

仮屋賢一先生の講評(大賞)

仮屋賢一先生

手提げ鞄から中身を取り出した軽さ。冬日和ですから、気持ちよい青空が広がり、日の光も鋭さがありながらどこか優しい暖かさがあるような光景が浮かんできます。そんな大空の「軽さ」とは一体どのような感覚なのでしょうか。軽いとはいいながらも、どこか芯のある重みも感じられそうです。きっとその鞄は、何か思い入れのある大切な鞄なのでしょう。「空の軽さ」という一言から、心の軽やかさ、解放感と、鞄そのものの重みが感じられ、漠然としてはいますが感謝の気持ちが滲み出てくるようです。

草いきれ叱ってくれし祖父の声

榎本佑真 豊田市 17

仮屋賢一先生の講評(大賞)

仮屋賢一先生

お祖父様のことがきっと大好きなのでしょう。普段は優しいのかもしれませんが、そんな祖父に叱られて、でもちゃんと自分のためを思ってくれているのだということに気づいている。強い夏の日に照らされた草むらからふと立ち上がる匂いや熱気が、叱られてばつが悪い感覚や、自分を想ってくれるありがたさの混ざり合った心のうちと響き合うようです

🌸 子供部門 大賞(3作品)

大人にはない、純粋でまっすぐな感性が光る作品です。

この傷もわたしの個性カーネーション

松尾愛花 様 千葉県千葉市 12

仮屋賢一先生の講評(子供部門大賞)

仮屋賢一先生

カーネーションといえば、真っ赤なものは母の日の定番でもありますが、他にも様々な色のものがあり、レースのドレスのような華やかさのある花の形が特徴的です。さて、この人は怪我をしてしまったのか、あるいはもしかしたら痕として残ってしまっている傷があるのかもしれません。傷といえば残念なもののように思いがちですが、それも「わたしの個性」だと前向きに受け止めています。傷も個性として愛し、こんな私を産み育ててくれてありがとう、という気持ちが見えるだけでなく、カーネーションの華やかな印象から、心の成長をも感じ取れるようです。

過去問の上に剥かれた柿があり

萩原風果 様 青森県東津軽郡平内町 15

仮屋賢一先生の講評(子供部門大賞)

仮屋賢一先生

受験勉強でしょうか。夜まで塾に通って、帰ってきて机を見ると剥かれて置いてある柿。それだけで優しさが十分に伝わってくるようですが、「過去問の上」というのがまた良いですね。体を気遣いつつも、エールを送る気持ちが見えてくるようですし、過去というものの積み重ねの上にある柿が、何か目指す未来の象徴でもあるようにすら見えてきます。

母さんが冷やしてくれた麦茶飲む

成宮 慧 様 滋賀県米原市 11

仮屋賢一先生の講評(子供部門大賞)

仮屋賢一先生

「麦茶」は夏の季語。立ち上がる麦の香りと、夏の暑い日に飲むキンキンに冷やされたお茶の気持ちよさが感じられる季語ですね。お母さんが淹れて、そして冷やしておいてくれたのでしょう。外で元気に遊んで、帰ってきて飲むよく冷えた一杯に、ありがとうの気持ちが溢れ出すようです。


💐 審査を終えて 💐

この度は、数多くのご応募と、そして心温まる感動をありがとうございました。

入賞されました皆様、誠におめでとうございます。そして、惜しくも選にもれた皆様も、また次回のコンテストにご期待ください。

ソニアホールは、これからも「ありがとう」という大切な言葉を広める活動を続けてまいります。


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