人形『いい話』コンテスト№24

亡き兄の五月人形、娘が1才になるまでに「忘れられたらあかん」と毎日会いに来てくれて、アメリカにいってしまいました。
30年位たって再会した時、やっぱり優しかった、もちろん娘はおぼえていません。
妹の結納の時の人形、妹の花嫁姿が目にうかびました。
息子の五月人形、亡き父と母が買ってくれたもので、小さい時の事が浮かんできました。
亡き母の趣味で作っていたもので、たまに実家に帰った時、作っているものを見ました。
私はプーさんが好きでして、会社の人や知人がもってきてくれたものを部屋に並べて見ていたものです。
こうしてみると人形ひとつでいろんな想い出があります。
私も70才。終活を考えて、人形たちには先に良い所へ送っていただきたくてお願いしました。

ニックネーム:HNさん (※本名をお書き頂きましたがイニシャルにかえさせて頂きました)